NHK Eテレで面白そうな番組があったので見ていました。
やっぱりNHKは面白い。テレビで唯一見る価値があるものだと思いますわ・。・
皆さん見ているのであれば受信料は払いましょうね。
それでも面白い内容で楽しかったので自分の考えも含めてアウトプットしたいと思ったわけです。
私の考えを書くだけなので異論は認めます・。・
参考文献はEテレの ダイアモンド博士の“ヒトの秘密” 第6回「不思議いっぱい ヒトの寿命」です
どういう内容だったのかと言いますと、だいぶ忘れたけど人間の進化についてだったかな。動物でもある私たち人間はどのような過程を経て今に至るかっていう話でしたかな。
トカゲのように尻尾が落ちても再生する動物もいるのに人間は手足が落ちても再生できないです。それはなぜか。
まず人間はちょっとした擦り傷とかなら再生できるますよね、だけど器官や部位が丸々落ちたら再生できない。(マトリックスとか言う粉付ければ再生可能らしいですけどね。)
これは進化の過程で人間が選んだということです。
他の生物と違い哺乳類はエネルギーを多く使うのかな、だから大きな損傷をしたらそこで死ぬしかない、だから再生する必要なくただ死を受け入れるのみ。みたいな。
生物の一番の目標は子孫を残して繁殖することですね。
なんとかマウスとか言う生物は寿命が1年みたいです。そしてその後の3週間でオスは多くのメスと交尾をし子孫を残すのに尽力するみたいです。
そう、子孫を残すための行動、交尾はかなりの体力を使うわけです。
人間でも一回出すのは50m全力で走るのと同じカロリー消費だとかなんとかいいますよね。
だから子孫を残すためにする生殖行動は自分の生命と引き換えにするともいえるわけですね。
そして子孫を残すためのアプローチ方法も生物によって違うわけです。
一つは魚のように大量の卵を産み数で子孫を残す確率を増やすパターン。
もう一つは人間のような哺乳類の1人を産むのに時間とエネルギーをかけて単体の生存率を親が見守ることで上げるパターンですね。
それで数を取った場合は寿命が短いです。一世代の年数が短いから循環が早いのです。
それに対して哺乳類のようなのはエネルギーを多く使いますし、年数で勝負するんですよね。
種の存続方法と言うのでしょうか。
これは人間の変遷を見てもわかることです。
江戸時代以前は人生50年ともいわれていました。
その時は一人の殿様が何十人という子供を作っていましたよね。
戦前もそうです。寿命が短いから生殖する時期も早く、数も多いわけでです。
それに対して今の日本は少子高齢化です。
これはある意味必然とも言えます。先進国が医療の発達により平均寿命が延びればそれに伴い数も減るっていうわけです。
それでなぜ人間は閉経するのか。
他の動物には閉経はないそうですね。
生物の存在意義は成長し、子孫を残すこと。
ですが閉経した女性は子孫を残すことができません。
つまり生物としての存在意義がないのです。
閉経女性の存在はパラドックスですね。
ではなぜ存在しているのか、それは人間の成長方法が他の動物とは違うためです。
面白い研究がありおばあちゃんが長生きしている家庭ではそうでない家庭より孫の数が多いというものがあります。
80歳の閉経したおばあちゃんがいるといないところとは3人も多くいるそうです。
そうです、子孫を残せない閉経した女性は、今いる子供の成長を促すために存在しているのです。
出産というのは相当エネルギーを使います。それに加えて高齢出産は健康的な子供を産めるかどうかも難しいところです。
ですから閉経というのは理にかなっているんですね。
健康的な子供を産めないのであれば今いる子供の生存確率を高くし成長させようという生物としての戦略が見えます。
昔は3世代暮らしが多くなっていたのに今では核家族化ですね、これに比例して人口も減っています。
おばあちゃんは孫の世話を見るために、また経験も積んでいるため教えをすることもできます。
若い両親は仕事をする。そういう形式で昔の人間は繁栄していきました。
保育園の数が少ないとか言いますけどそれなら実家暮らしすればいいんですよね。
おばあちゃんに任せなさい。
孫の顔が見れるのに嫌がる祖父母はなかなかいないでしょう。
わがままを言っているのは都市部で働いている親なのかもしれませんね。
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