2018年5月29日

無駄って必要?

昨日の記事にもう少し本質的なことを付け加えるべきだと思ったので付け加えます。
昨日の記事→勉強すら出来ないやつが社会で役に立つの?←???

この記事では何を言ったかというと、簡潔に言うと質問に対して質問している人のほうが頭が悪いのではないかという話です。


それでまず質問する人がいるわけですね。
「勉強なんかして役に立つの?」という質問です。

この質問をしている人はどういう心情でしているのか紐解きましょう。


まず、勉強しても社会の役に立たないと思っているので仕事と勉強は直接結びつくものではないのが多いと思っているのではないでしょうか。

たしかに先生など教える側ではない限り学校で学んだことをそのまま職に、金に結び付けて仕事できる人はいないでしょう。


ですのでこの勉強が何の役に立つか分からない人たちにとって、将来勉強使わない仕事につくので勉強する意味が分からないとなるのではないでしょうか。

ここで勉強する意義は話しませんが、将来、小中高で勉強した内容を仕事で使わないのであればそれでいいのではないかというわけです。


例えば力仕事をしたいのであればその人にとって勉強が必要ないのであればしなくていいわけですね。

勿論土方でも数学や理科の知識は使うので必要かどうかなら必要です。


ですが、ここで自分が言いたいことは何かと言いますと、

将来やりたいことがあって、それに小中高で学ぶ勉強が必要ではない場合
その時間は勉強に対して疑問を持っている人間に対しては無駄でしかないということです。

勉強というプロセスを踏まなくてもその人にとって夢が達成できるのであれば、無駄でしかない。

勉強しなくてもなりたい職業になれるのであれば早くになるに越したことはないはずです。


ここで小中高で人間として基本的な教養を身に着ける、常識を身に着ける、社会に入る前に集団で物事を一緒に解決する力をつけるなど意味不明なことを言っている人がいますが。

それは身に着けるにしても、学校教育で生活指導のほうだけやれば基礎教育は必要ないですよね。

日本は新卒一括採用、年功序列、終身雇用制度があるため、会社でも教育が行われているのです。

ここがアメリカやヨーロッパの違い。

大卒で新戦力のくせに新戦力にならないのは日本だけ。
海外ならその職の知識やスキルを身に着けてから就職するものです。




考えてください、ありえないですよ?

金をもらいながら技術が付くなんてこと。
常識、常識言う人ほど周りを見れていない。

世界では逆、資格を取れてやっと働ける権利を得られるのが先進国では喉ほどです。

日本でよく行われる人事異動も海外ではいちいち資格を取らないとできないことです。


ですから生活指導含めて教育を日本では企業側がやってくれるのです。
むしろ早くからなりたい職業での世界を経験したほうがその世界での常識や教養は身につきます。


そんな一直線で合理的に進んでも人間性が育たないとか言う人がまた出るでしょう。


しかし、それはあなたがそういう人生を歩んできたからにすぎない。


無駄なことも一見無駄ではなかったということはあります。
これは当たり前です。


なぜなら生きていて経験したことはすべて無駄にはならないから。



みんなが小中高と国民性を身に着けていたからそれ以外のルートはありえないと決めつけているだけです。

人それぞれいろんな道があります。
そしてその人々すべての経験に意味があります。


でもですね。100時間で10の経験しか身につかないものよりも100時間で100の経験が見につくほうを取ったほうがいいですよね?


ここでもあなたたちは言うのでしょうか???


無駄な時間も大切だから、と。


その人にとってよりよい選択があるのであればそっちを選ぶに越したことがないのです。


早くにその道に進めるのであればそれに越したことないですよね?


みんな無駄を経験したからその経験が大事だと思っているだけです。

無駄をしたことが無い人からするとめちゃくちゃ濃い時間をすごしたなぁとなるだけです。

でも人間みな無駄な時間は過ごします。
それに加えて全くもって無駄な時間だったということも起きません。
その時間含めて今の自分が形成されているわけですから。

愚者は経験に学び賢者は歴史から学ぶ、じゃないですけれども自分の経験からしか物事を語れないのは愚かです。

人間自分のことを他者より優れてると思い込みたいですからね。
周りの人が成長していくのを見ると足を引っ張りたくなる生き物です。

ですので自分は合理的に成長したいという人はめげずに頑張ってください。

周りの意見なんてどうでもいいです。

聞くべき相手さえ見つかればいいです。


理解力がない人のためにまとめると、
なりたいものになるのに無駄なことをする必要がないのであればしないに越したことはない。

以上。

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